こんにちは、むぎばるです
先日お邪魔した藤さんのお宅では、たくさんの骨董品を見せていただきました
藤さんのお宅は骨董品だけでなく、ご自身のお部屋も素晴らしい空間です
純和風の造りながらモダンさもあるお部屋は、
深い色合いの襖や天井がなんとも言えない落ち着きをもたらし、
常に漂う秋田杉の香りが相まって、癒やしの空間となっています
この部屋にも骨董品が置いてあるのですが、
やはりこういったお部屋に置かれると、
重ねた時間、職人の技法が全て融合され、
まるで古民家の民芸館のような雰囲気を醸し出しています
床の間にある仏像は備前焼のもの
一見銅や鉄に見えますが、陶器でできているとのことでした
掛け軸は詩人・堀口大學の詩で、絵が熊谷守一と教えてくださいました
最後に、松尾芭蕉の俳句を見せてくださいました
「和」は日本を意味する言葉として、普段からよく使っていますが、
ここで改めて調べてみました
「和」漢字一文字では、「やわらぐ」「おだやか」「のどか」と言う意味があるとのこと
今回藤さんのお部屋で感じた落ち着きは、
まさに「和」の結集から感じられたものではないでしょうか