インテリアとしての行燈
こんにちは、むぎばるです
気がついたら我が家には行燈(あんどん)がありました
マザーが気に入って、藤さんから譲っていただいた物とのことです
![](https://mugibaru-life.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_1523-768x1024.jpeg)
この行燈は李朝の物とのことで、和紙は後から貼られているそうです
古い木材が、とても良い味を出しています
欄間のような彫刻がとても繊細で、職人技を感じます
だいぶ前からうちにあるのですが、
肝心の灯りを灯すことはありませんでした
灯りを灯してみた
先日ろうそくを買って来て、灯りを灯しました
和紙を透した風情のある灯り
見ているだけで顔がポーッと温まるような、
灯りにストーブのような暖かみを感じます
元祖間接照明
考えてみたらこの行燈、元祖間接照明ですね
インテリアコーディネートで、
欧米の間接照明文化を取り入れられることがありますが、
そもそも日本の文化として、この行燈があることに気がつきました
私も北欧のヒュッゲなど憧れましたが、
日本にもこんな素敵な照明があったじゃないと
ちなみに、日本の灯り文化の「提灯(ちょうちん)」との違いは、
据え置きと携帯の違いの様です
どちらも電気が無かった時代の、夜の頼りだった照明道具
電気ですぐに灯りをつけることができる現代
便利にはなりましたが、原点に戻って灯した行燈による灯りには
やはり風情を感じます